自分の長所は他人から教えてもらうことがほとんどだったという体験談
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こんばんは。柚木ゆうら(@yzk0829)です。
面接とかで何かと「自分の長所をアピールしてください」って言われること、ありますよね。聞かれるたびに「短所ならいくらでも浮かぶけど、長所なんぞわからんわーい!むしろ教えてください!!」とちゃぶ台返ししたくなるのは私だけでしょうか?
短所の裏を返せば長所にもなると言いますが、深みにはまればはまるほど、自分の長所が迷子になってきます。もはや長所インワンダーランド…長所がなければ短所を長所に仕立て上げればいいじゃない状態…
自分で自分の長所がわからないとき、一番は自分を理解している人に尋ねちゃうほうが手っ取り早く答えが出たりします。自分を客観的に見るのなら、第三者の意見も重要。だって自分で自分を客観視するのは、なかなかに難しいものだから。
いくら自分で客観的に見ようとしても、どうしても主観が入っちゃいますよね。その点、第三者にとっての自分はあくまでも「他人」なわけだから、客観的な視点で意見を述べてくれます。
人と話しているとき、何気なく自分に向けられた一言が心に突き刺さったりすることってありませんか?痛いところをつかれたな、という言葉だったり、時にはそういう考え方もあるのか、という言葉だったり。
実はそういう一言にこそ、第三者から見た自分の姿(リアルフォース)が隠されているんじゃないかと思います。ためしに、実際私が言われて心に残っているワードをご紹介しますね。
「柚木は害のない人間だなって思った」
これね、専門学生の頃に友人に言われた台詞だったりします。どういう会話の中でこの言葉が出たのかは覚えていないけど、なんか妙に心に残っている言葉。
その時はツッコミ調で「害がないってどういう意味やね~んw」みたいに返したけど、「柚木は私を害するような人種ではないと思ったから、安心して付き合える」と真顔で友人は返してくれました。さらっとすごい口説き文句を吐かれた気がする…!(※友人は女性です)
彼女はサバサバした性格の人なんですけど、その分人との線引きも上手い子なんですね。パーソナルスペースにはあまり人を踏み入れさせないような。そんな子が、「あなたなら懐に入れてもいい」的な発言をしているわけですよ。
しかもこの時、出会って一年経つかどうかあたりで飛び出た言葉ですよ。ある意味すごくないですか?いやはや、私の何が彼女に響いたのかは知りませんが、これからは安心して言えますね。「私はユラマックス。あなたの心の平穏を守ります」ってね!
私はわりと人見知りな性格ですが、どうやらそれゆえに思慮深く見えるらしいです。これからハートフルライターって名乗ろうかな(…)
「八方美人なところあるよね」
ハートフルライターだからこそ、この手の話題を振られることもあるんですな!女同士の交友関係って、サバサバした付き合いをするケースもあれば、ねっちょりした付き合いをする面倒なケースもあるんですね。
私はわりとサバサバ系の友人たちと交流することが多かったんですが、いわゆる「噂話が好き」で「何かとつるむ」ような女子ともそこそこ仲が良かった。というか、女同士の派閥とか心底どうでもよかったし、争いごとに巻き込まれたくないので中立的な立場だった。
そのせいか、「八方美人だ」みたいに思われることもしばしば。でも、私としては別に誰にでも好かれようと思って愛想を振りまいていたわけではない。学校柄、クラスメイトとはもしかしたら将来同じ業界で働くビジネスパートナーになるかもしれないし。
そうなる可能性が少しでもあるのであれば、ただ主観的な好き嫌いで人との繋がりを断ち切ってしまってはもったいない。人によって態度が変わる人間よりも、一定のテンションで付き合える人間のほうが接しやすくないか?と思うわけです。
「本当に文章を愛してるんだね」
最近言われた言葉の中で、一番心に残っているのがこれ。長年の付き合いになるWebデザイナーさんに言われた一言です。打ち合わせしている最中で、改めて私の文章を読んだデザイナーさんが感心したように漏らした一言。
打ち合わせの最中にとんでもない爆弾を落とされて、「どひゃー!!!」ってマジ照れ案件ですからね。顔から火が出るとはこのことかと。でもその反面、この一言がするんと心に落ちてきた気がします。
そうか、私は「文章を好き」というより、「文章を愛している」んだと。もちろん文章を書くのも読むのも好きだけど、言葉をこねくりまわしたり、単語を組み合わせたり、タイピングをしたり、メモをとったり。そういうのをひっくるめて、文章を愛しているんだなぁとしみじみ思いました。
「何でライターやってるの?」と聞かれたら、胸を張って「文章を愛しているから!!!」と答えようと思います。ちなみにこの方には、「そこまで文章を愛しているといっそ変態だねwww」と同時に笑われたこともここに明記しておきます。くっそう。
他人から見た自分の姿は、どこか知っているようでまるで別人のそれだったりすることもあります。だからこそ、心にぐさっとくることもある。「自分自身ではなかなか短所や長所がわからないよ!」という方は、第三者の言葉に耳を傾けてみてください。新たな発見があったり、自分の長所に繋がるワードが出てくるかもしれませんよ!
ちなみにこれは例外ですが、「亀梨K也くんに似てる」という言葉も印象に残ってます。単に、外見が一時期似ていると言われていたからなんですが…(自分では似ているとは思わない)何人ものに言われると、似ているとは思ってなくても「え?実は似ているのか?!」と混乱してきますね。亀梨ファンの方ごめんなさい石を投げないでー!
「芸能人の△△に似てる!」っていうのは、大体見た目や雰囲気が似ているパターンが多いものですが、外見的要素だけでなく内面からにじみ出ているものが似通うケースもあります。何かのヒントになるかもしれませんね!
私も彼のように色気が滲み出るような人間になりたいものです…(遠い目)